三陸・雄勝 海の幸トレイルランニング

石巻市雄勝町

「自然と文化が融合する町」

石巻市雄勝町は、南三陸金華山国定公園の牡鹿半島北側に位置し、石巻市中心部から東北に約18㎞の地点にあり、荒波の太平洋と、静けさの雄勝湾を有し、1年を通じて海の幸豊かな、リアス式海岸の特徴を持つ漁村です。

気候は海洋性気候で寒暖の差が比較的少なく、平均気温は13℃と、県内では温暖な地域です。また潮流の影響で冬季の積雪が少ないもの特徴です。

逆に、年間降雨量は県内でも多い方で、その雨水が山に降り注ぎ、栄養豊富な沢水がところどころに流れ出て海にたどり着き、栄養豊富な漁場を作っていると言われています。

また、総面積の80%以上が林野で平坦地はわずか5.9%にしか過ぎず、多くの住人は山間の狭いエリアに住んでいました。

このような地形・自然が、雄勝の伝統文化にも多大なる影響を与えています。

伊達正宗公も愛用した「雄勝硯」や600年続くと言われる「雄勝法印神楽」がまさにその象徴です。雄勝硯は雄勝の山々から削り出される、玄昌石(黒色硬質粘板岩)を材料に作られ、その埋蔵量は無尽蔵と言われています。そして神々に捧げる「雄勝法印神楽」。法印とは山岳修験者(山伏)のことを指し、羽黒山系の修験者が雄勝に移り、ここで修行し、密教の教えを神楽(舞)に載せて、今に伝えていると言います。このように自然と文化・伝統が寄り添うように融合しているのが、雄勝町の特徴です。

また、主産業は戦前の林業から戦後の遠洋漁業、そして現代の養殖業までと、幅広く移り変わり今に至りますが、しかしその全てが自然と共にあります。

しかし2011年、あの大震災により、町は壊滅、人口も激減し雄勝町の風景は激変しました。

もともと人の住む場所が限られていたので、多くの方は町外へ移るしかなく、戻ってくるための高台住居は、現在旧ピッチで工事が行われています。

しかしこれから先のことは、誰も見通しが立ちません。そんな中でのイベント開催となりますので、ご参加をご検討の方は、不安に思われるかも知れません…

ですが私たち住人の多くは、皆様のお越しを心待ちにしております。どうぞ遠慮なさらずに、お気軽に雄勝へ来て下さい。

男性
50代 男性